ステロイド(皮膚科領域) - 新宿のコンビニクリニックは新宿駅前クリニック | 皮膚科 内科 泌尿器科

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皮膚科コラム

ステロイド(皮膚科領域)

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に対して外用剤として使用することをイメージする方も多いかと思います。しかし、医療の現場ではステロイドの外用剤以外にも疾患によって内服や点眼などさまざまな場面で使用されます。ステロイドは副作用が怖いという方もいるかと思いますが、適切に使用すれば治療の大きな味方となるのです。そこで今回はステロイドについて解説していきます。

ステロイドは人間の体の中にある

ステロイドとは、副腎皮質で作られている糖質コルチコイドや鉱質コルチコイドなど副腎皮質ホルモンの1つです。生命活動を維持するために必要なホルモンといえます。
薬剤としては内服薬、外用薬、注射薬、点眼薬など使用方法はさまざまです。

ステロイドの効果

ステロイドには体内の炎症を抑えたり免疫力を抑えたりする効果があります。その他にも細胞増殖を抑える効果や血管を収縮させる効果もあるのです。そのため、関節リウマチや膠原病などの自己免疫疾患、気管支喘息やアレルギー性皮膚炎などのアレルギー疾患、白血病などの血液疾患などに効果を現します。

ステロイドの副作用

さまざまな疾患で使用される強力な作用を示すステロイドですが、当然副作用も存在しています。免疫抑制作用があるため、ステロイド治療中は感染症にかかりやすくなってしまいます。また、ステロイドは糖の合成する働きを高めるために血糖値が上がります。他には目に関しても副作用が現われます。ステロイドの副作用によって白内障の進行が早まってしまったり、眼圧が上昇したりすることで緑内障になってしまうこともあるので定期的な眼科検診が必要になります。さらには食欲の亢進、脂肪代謝障害によって顔が満月のようにむくむムーンフェイスや中心性肥満などの副作用もあります。
さまざまな副作用があるので、ステロイドの投与量をしっかりと設定することと定期的な検査で副作用に迅速に対応することが必要なのです。

ステロイド使用における注意点

ステロイドは適切に扱うことで副作用を防ぎながら効果を最大限発揮させる必要があります。そのため、医師や薬剤師の指導通りの服用をしないと思わぬ副作用を招いてしまうことがあります。
例えば、ステロイドを使用し始めて症状が軽減してきたからといって自己判断で中止してはいけません。ステロイドを急に辞めてしまうと体内のステロイドホルモンが不足して吐き気や倦怠感など医師が想定していなかった副作用が現われてしまうことがあるのです。
そのため、ステロイドを使用していて症状が軽減したり、副作用が辛かったりで飲むのを辞めたい場合には自己判断で中止するのではなく、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。