Last updated on 2018年10月18日
性感染症(性病)は、性行為によって感染する病気の総称です。
性病はパートナーにも感染させてしまうため、早期に適切な治療を行うことが重要です。
放置すると女性の場合は母子感染や不妊、男性の場合は精巣上体炎や男性不妊の原因となります。
「普段と違う」「何おかおかしいな」と感じたら、早急に病院を受診しましょう。
ここでは代表的な性感染症の治療方法と期間について、簡単に説明します。
性病の治療方法と治療期間
クラミジア(治療期間1〜2週間)
主に尿道や咽頭に感染する病気です。
治療方法は、抗生物質の内服治療です。
菌が少なく1回の内服で1週間効果が持続するジスロマックSRや、クラビット、グレースビット、ビブラマイシンなどを使用します。
淋病(1〜2週間)
クラミジアと同様に主に尿道や咽頭に感染する病気です。
抗生物質の内服、点滴、筋肉注射などの治療が行われます。
内服治療ではジスロマックSR、グレースビット、セフスパンなどを使用します。
淋病は抗生物質の効かない耐性菌も多いため、点滴治療や筋肉注射を使用することもあります。
尖圭コンジローマ(治療期間 初期1〜2週間、中期2〜3週間、重度1〜4ヶ月)
感染部位に無数のイボができる病気です。
液体窒素を使用した凍結療法や、塗り薬による薬物治療を行います。
新宿駅前クリニックでは、凍結療法を中心に治療を行なっています。
塗り薬による治療では、べセルナクリームを処方します。
性器ヘルペス(1〜2週間)
性器にかゆみや痛みを伴い、水ぶくれが生じます。
治療方法は、抗ウイルス剤の内服と、塗り薬による治療です。
新宿駅前クリニックでは、抗ウイルス剤のバルトレックスの内服処方をしています。
梅毒(治療期間は病期による)
梅毒は感染部位だけでなく、進行すると全身に症状が及びます。
治療方法は、ペニシリン系の抗生物質を内服治療です。
新宿駅前クリニックでは、サワシリン(アモキシシリン)を処方しています。
ペニシリンにアレルギーがある方にはミノサイクリンなど違う種類の抗生剤を使用していますので、ご気軽にご相談下さい。
※治療期間については個人差があるため、目安となります。
日常生活の注意点
コンドームは感染予防に役立ちますが、塗り薬などにより製品が劣化する恐れがあります。
性病治療中の性交渉は避けましょう。
また「症状が治まったから」と、自己判断で治療をやめてしまうと、症状が再発し治りが遅くなることがあります。
性病は治療が終了し再検査を行い、検査結果が陰性となって初めて完治したと言えます。
継続して受診し、必要な治療や検査を受けること重要です。
プライバシーにも配慮した新宿駅前クリニック
新宿駅前クリニックでは夜19時まで診察しており、待ち時間が短く、駅からすぐとコンビニクリニックとして手軽に来院できる体制を整えております。
また、患者さま同士が何科に受診しているかわからないよう、プライバシーにも配慮しています。
少しでも不安に感じた際は、お気軽にご来院下さい。