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発熱(内科領域)

Last updated on 2018年10月18日

体温は1日の内でも変動しており、夜間睡眠中に低下し、夕方頃にかけて上昇します。
このような日内変動は約1度程度あるものです。

個人差がありますが、発熱とは体温が37.0~37.5度以上に上昇することです。
37.0~38.0度までを微熱、38度以上を高熱と区分することが多いようです。

発熱は体の異常が発生したことを示す警報のようなもので、その原因は様々あります。
原因によって熱の出方にも差があり、微熱が続くものから高熱が出るものまで原因による違いがあります。

発熱の症状

熱が上がる前には、前駆症状として寒気やふるえを感じることがあります。
発熱による自覚症状としては、熱っぽさ、発汗、食欲不振、倦怠感などのだるさや脱力感、頭痛などがあります。
発熱が長期間続く場合には、脱水を起こすこともあります。
特に高齢者や子どもの場合は症状が現れやすく、注意が必要です。

発熱の原因

発熱の原因の多くは風邪やインフルエンザなどの炎症性の病気によるもので、ウイルスや細菌などの感染症が原因となります。
それ以外に熱中症や、脳出血など体温調節中枢が関係する脳の病気、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患などが原因となることもあります。

発熱の治療法

治療方法は発熱の原因により異なります。
ウイルスや細菌による感染症であれば、解熱剤や抗生物質を処方します。
新宿駅前クリニックでは眠くなりにくい風邪薬も処方していますので、ご気軽にご相談下さい。

日常生活での注意点

発熱している時には、安静に過ごすようにしましょう。
安静にすることでエネルギーの消耗を抑えることが出来ます。

発熱時には発汗などで水分や塩分が失われやすいため、脱水状態になりやすくなります。
経口補水液やスポーツ飲料などを摂取するようにしましょう。
高熱が続き飲み物が口にできない場合には、早めに病院へ受診し点滴などの処置を受けます。

一般的には、高熱の出始める寒気のある時期は、体を温める必要があります。
掛物やエアコンなどで環境を調整しましょう。
熱が上がり、手足が温かく、顔色に赤みやほてりがある場合には、頭部や腋の下などを冷やすと楽になることが多いようです。

働く忙しい方や勉学に忙しい学生の方など、熱が出てもなかなか会社や学校を休むことが出来ないことも多いかと思います。
新宿駅前クリニックは駅から近く、夜19時まで予約不要で診察しています。
会社や学校の終わった後、休み時間など、都合の良い時間にご来院いただけますので、辛い症状を我慢せずご気軽にご相談下さい。