Last updated on 2024年8月24日
鹿児島県にはさつま汁や鶏飯、さつまあげ（つけあげ）など魅力的な郷土料理があります。県内の保育園では、子どもたちの健やかな成長を支えるために食育に力を入れています。そこで今回は、鹿児島県の保育園が実践している具体的な食育の取り組みやプログラムを見ていきます。地元の新鮮な食材を使用した給食や、食材の栽培体験を通じて、子供たちが食に関する知識や興味を深める様子を紹介しましょう。
鹿児島県内の保育園における食育の取り組み
鹿児島にある保育園では食育にも力を入れています。まず、調味料や食材にこだわっているところが代表的です。例えば、なるべく自然に近い調味料を使ったり、食材を入手して給食に生かすといったことです。また、小学校以降でも食の安全性について学ぶ機会が増えることから、その予習という位置づけでも保育園で学習を行っています。健康になる食材の選び方や五感で味わう心の豊かさについても学ぶのです。食材や調味料だけでなく食事作法も覚えます。地域の人と食事を通じて食事作法を学ぶ機会を持ったりもしているのです。このほか、保育園で農作物を育てたり、その農作物を食べたりといった活動も鹿児島県内の保育園では実施されています。また給食献立の冊子を発行するところや棚田で田植えをするなど個性的な活動も見られます。
保育園でも英語教育は積極的
保育園でも英語教育は積極的に行われています。実際に英語を使って保育の活動を行ったりすることで英語を身近なもの、利用できるものにしていくのが特徴です。外部のサービスや教育機関と連携を行って充実させているところも少なくありません。
寄付ができる保育園もある
保育園は公立のところもあれば、それに近い社会福祉法人が運営しているところもあります。後者の場合は、自身で資金を調達する必要があり、その一環として寄付を募っているところも見られます。このようなところでは税制上の優遇措置があるケースも少なくありません。寄付をすることで、子どもの教育を促進するだけでなく、節税にもなるという一面も持っているのです。