Last updated on 2024年5月31日
交通インフラが整備され大阪や他地域へのアクセスも便利な神戸市には多くの人々が住んでいます。三宮の繁華街には若者もたくさん歩いているのを目にするでしょう。そんな中、政令指定都市としては早くから高齢化が進んでおり、介護サービスも重要視されている地域でもあります。そこで今回は神戸市の介護サービスについて地域の懸け橋となっている協会を紹介しましょう。
神戸市の介護サービスが加盟している協会とは？
神戸市には介護サービスが加盟している協会もあります。介護保険の円滑な運営だけでなく市民のニーズに応えられる安定的なサービス提供を目的としています。この団体には様々な組織が加盟しており、病院協会や地元医師会も入り、支援を行っています。居宅介護支援サービス部会、在宅サービス部会、施設サービス部会に分かれて運営され、介護サービスの全般的な質の向上を図るため、全体研修会を開催しているのも特徴です。また、利用者にとって、より安心して介護サービスを受けられるように介護職員の教育や意欲向上なども行っています。
介護サービスにおける現状は？
ある組織が行った介護サービスの運営者のアンケート（回答率26.1％）によると、現在光熱費や維持費、広告費などが経営上の圧迫になっているようです。物価高によって光熱費が高まるだけでなく、施設の老朽化が始まっており、徐々に維持に対するコストも高まっているようです。このような理由から介護サービスの継続が以前にも増して困難になってきているとされています。
介護サービスの意外なコスト：広告費
介護サービスは公共性の高いサービスなので、安定した経営ができるイメージもありますが、実際は利用者の和によって収入が決定する一面を持っています。そのため、広告を打ったり、紹介業者を利用したりといった方法で紹介料が発生することでコストがかかっています。こういったコストの問題も介護サービスの抱えている経営上の問題といえるでしょう。